カルナック遺跡:坂本真綾 - livedoor Blog（ブログ）

坂本真綾

2011年01月16日

空の境界　終章

驚異の人気を誇った「空の境界」シリーズの最終章、ついに完結です。
そして、待望論の止まなかった梶浦由記によるサントラも遂に発売されます。

もちろん、これまでのシリーズ作品を網羅したBox作品もリリースされます。

▽DVD

劇場版　「空の境界」終章／空の境界 [DVD]
出演：坂本真綾
アニプレックス(2011-02-02)
販売元：Amazon.co.jp
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▽サウンドトラック

the Garden of sinners-劇場版「空の境界」音楽集-
アーティスト：サントラ
アニプレックス(2011-03-02)
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▽Disc Box(ブルーレイ)

劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX
出演：坂本真綾
アニプレックス(2011-02-02)
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タグ：: 空の境界; 両儀式; 坂本真綾; 梶浦由記

karnak at 11:58│コメント(0)│トラックバック(0)

2009年10月04日

空の境界

『劇場版　空の境界』いよいよ最終章。
全七章映画化という前代未聞のプロジェクトも「殺人考察(後編)」をもって完結だ。
すでに東京では公開されているのだが、名古屋では昨日が公開初日。

もともと新宿テアトル単館公開に始まり、順次全国公開という形をとったために、映画館で見るのは実は今回が初めて。
もともと音楽プロデューサー梶浦由記氏の新プロジェクト「kalafina」のタイアップということで認知し、画質・音楽のクオリティの高さから関心をもったわけだが、時すでに遅しだった。とりあえずレンタルできるものはレンタルし、「俯瞰風景」「殺人考察(前)」「痛覚残留」「伽藍の洞」「矛盾螺旋」を次々と鑑賞し、共鳴するに至った。

基本的にアニメは見ないけど、実写では表現しきれない世界観のもの、「蟲師」「地獄少女」「ひぐらしのなく頃に」等は実写に(二作映画化されてるけど)してしまうとかえってリアリティを失う印象がある。「スカイ・クロラ」なんかもそうかもしれない。そういったものは結構好きなんですね。
今回もそう。有体にいえば、両儀式と黒桐幹也の物語なのだけど、その深淵に広がる精神世界はなかなか興味深かった。

荒耶の言う「相克する螺旋」、人生を表すにあるいは至言かもしれない。
両儀式―「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる。コクトー？　人は、一生に一人しか人間を殺せないって」なるほどと思わせるセリフでした。「殺人」に関する蒼崎橙子の考察もまたいい。結構橙子というキャラクタはいいなと思います。

一番印象的だったのは、最後白純里緒と対峙し、白純に斬りつけられながら黒桐との想い出を回想して涙するシーン。感動というと今となっては安っぽいけど、最高です。