カルナック遺跡:吉弘鑑理 - livedoor Blog（ブログ）

吉弘鑑理

2020年09月06日

大友二階崩れ

大友宗麟の家督相続を巡って大友家を二分した「二階崩れの変」を吉弘家の立場から描く。
吉弘鑑理に着目したことはなかったため、ここまで「義」を貫き、愚直に生きた武士の生き様に心を揺さぶられた。
「義」か「愛」か。
愚直なだけに究極の選択の数々で「義」を選んだ行動が裏目裏目に出て、もどかしくも感じる。
しかし。この生き様こそが戸次鑑連(=立花道雪)、高橋紹雲ら大友家臣団の深い結びつきにつながっていくのだと思うと感慨深い。

大友二階崩れ

赤神諒

日本経済新聞出版

2018-02-21

タグ：: 大友二階崩れ; 吉弘鑑理

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