2017年11月22日

ヤクザとオイルマネー

猫組長の対談形式の本書は世界的戦争の火種となってきた石油資源を巡る、金融の罠を描く。
世界を舞台にしたマーケットの動きは難解でありながらも刺激的でした。
仮想通貨の進展は新たなマネーロンダリングの温床になりかねないが、そういったリスクについても議論がある。
下流分野では決して窺い知ることのできないめくるめく世界、これからの展開は未知であり、茨だが、本書から学ぶことも多かったように思う。





karnak at 00:12コメント(0) 
文芸 

2017年11月21日

叶弦大氏の危ない告発


昨年まで日本レコード大賞の最高責任者である制定委員長を務めた叶弦大氏(81)が芸能事務所バーニングプロダクション社長・周防郁雄氏(76)による“賞の私物化”を「週刊文春」で、実名告発した。

昨年の「週刊文春」(11月3日号)のスクープ「三代目JSBはレコード大賞を1億円で買った」では、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下、三代目)が大賞に選ばれた裏で、所属事務所LDHからバーニングプロダクションに1億円が支払われていた事実を、請求書を開示し詳報した。
叶氏が語る。
「私は『1億円問題』を、文春を読んで初めて知り、大きな衝撃と恥辱を感じました。それだけにあの問題が発覚してもなおレコード大賞の私物化を続ける周防氏に対し、憤慨を抑えきれないのです。今までに何度も改革を試みたが、力が及ばなかった。忸怩たる思いです」

審査委員の多くを占めるのはテレビ局、一般紙、スポーツ紙の代表だ。周防氏の影響下にある芸能事務所には膨大な数のタレントが所属している。歌手のインタビューや芸能情報を提供してくれる周防氏に頼まれれば断れない立場の人間が審査委員を務めているのだ、と叶氏は説明する。

「私がレコ大の常任実行委員だった2003年頃、周防さんが言った言葉が忘れられません。『叶さん、この業界はちょっと悪いくらいじゃないといけない』。そして『レコード大賞は、新聞社13人の過半数、つまり7人の記者を押さえておけば、自分の獲らせたい歌手に決めることができるんだよ』と言い、ニヤリとしたんです」(叶氏)

11月22日(水)発売の「週刊文春」では、叶氏が目にしてきた周防氏や、周防氏の意を汲む審査員の不可解な言動、エイベックス幹部らから三代目をレコード大賞に推してほしいと申し入れがあった会食の様子なども詳細に語っている。

【「週刊文春」編集部】


レコ大が出来レースなのは言わずもがなだが、"審査委員長焼死事件"も同時に思い出される。
ジャニーズ帝国に綻びが生じたのと同様、バーニング帝国にも異変があるのか。しかし、傘下にはケイダッシュをはじめ、一定の勢力を持ったままであり、版権も握られている。
LDHのレコ大買収疑惑もきな臭いものだった。

乃木坂46が有力視されている今年のレコ大は果たしてどこで決まるのか。
ゴルフか焼肉か、羊羹か。。


レコ大の審査委員長だった阿子島たけし氏は05年12月、ディナーショーに出席した後、行方不明となった。翌朝5時ごろ、横浜市の自宅が全焼。家族が捜索願を出す失踪事件となったが、その2日後、焼けた雨戸の下から遺体が発見された。

 神奈川県警は、外部から侵入の形跡がないとして失火による火事と断定したが、検視により阿子島氏の遺体が煙を吸い込んでいなかったことが判明し、「火事が発生する前の死亡」と判断。トラブルに巻き込まれた可能性も認め、「早朝5時という出火のタイミングが不自然」「持っていたはずの携帯電話が焼け跡から見つからない」などの不審点が明らかになった。さらに不審だったのは、その3カ月前、阿子島氏を攻撃する文書がマスコミ各社に送りつけられていたことだった。
【日刊サイゾー】


karnak at 21:47コメント(0) 
芸能 

2017年11月14日

LIVE ZIPANGU×出雲大社御奉納公演

水樹奈々最新公演「LIVE ZIPANGU」ついに発売。
やっぱり最高ですね!!
派手さにも磨きがかかっていますが、勢いのある歌声と迫力のパフォーマンスには圧倒されっぱなしです。
今週末にはさいたまスーパーアリーナにてファンクラブイベント、新年には早々に武道館7daysと攻めていきます。







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水樹奈々 

2017年11月05日

銀と金

裏社会を仕切るフィクサー平井銀二との出会いから森田鉄雄の物語が始まる。
日本旭の株を巡る仕手戦、悪徳画商や違法ポーカーに挑み、最後は平成の怪物蔵前仁との麻雀勝負。
人間のあらゆる欲望が渦巻き、狂気に堕した戦いの果て。
今回も平井銀二演じるリリー・フランキーの悪人ぶりが素晴らしかった。

銀と金

銀と金 Blu-ray BOX
池松壮亮
バップ
2017-10-04



karnak at 22:15コメント(0) 
ドラマ 

2017年11月04日

大廃業時代の到来


後継者不足から中小企業の廃業が進み、関西では2025年頃までの約10年間で約118万人の雇用と約4兆円の域内総生産(GRP)が失われるとの試算を、近畿経済産業局がまとめた。

 後継ぎがいなくても対策を先送りする経営者が多いといい、「会社を第三者に売却するなど早めに事業承継の手を打つべきだ」としている。

 近畿経産局は、中小企業庁の試算をもとに、近畿2府4県と福井県を関西として影響を調べた。14年度実績と比較すると、25年頃に関西のGRPの約5%、雇用の約15%が失われる計算で、経済成長の抑制要因となることが懸念される。

 経営者の高齢化は中小企業では常態化する見通しだ。平均的な「引退年齢」の70歳を超える中小企業の経営者は、25年に約43万人と、全体の約6割を占めるようになる。その約半数が後継者が未定となる見通しで、多くの廃業が生じる恐れがあるという。
【読売新聞】


日経でも取り上げられたが、2020年を境に大きく潮目が変わるのは必定。
国としても国際進出の後押しばかりせず、足元を固めてもらわないと空洞化が一気に加速する。



karnak at 19:34コメント(0) 
社会/経済 

2017年11月01日

信長の二十四時間

誰もが知る「本能寺の変」だが、謎が多いのも事実だった。
黒幕は誰か。
誰が騙したのか、誰が騙されたのか。
歴史的にも明智光秀の新たな書状が発見されるなど、まだまだ未知との遭遇は多い。

様々な説が飛び交う中で、本著はかつてない迫力で信長最期の24時間を活写している。
そして、信長の生き様もまた炙りだされる。

信長の二十四時間 (講談社文庫)
富樫 倫太郎
講談社
2017-10-13



karnak at 01:06コメント(0) 
文芸 

2017年10月23日

衆議院議員選挙の終結―アホノミクスの再開―


自民、公明両党の合わせての獲得議席が261議席以上となり、「絶対安定多数」に達した。
【毎日新聞】


"国難突破解散"という詭弁に発した突然の解散劇から野党第一党が分裂し、投票日には台風が直撃する波乱の衆議院議員選挙となったが、結果的には安倍独裁政権にお墨付きを与えることとなった。
森友・加計問題で国会が紛糾したことが大きなきっかけだったが、空白を避け、出費を減らすには総辞職でよかったように思う。野党の台頭を恐れ、準備期間を与えない選挙で政権の安定化を図る意図は確かにあったとは思うが...。

翻って野党は以前から小沢一郎氏を影の旗印として野党共闘の下地ができかけていた。
細川・小泉元首相も前原代表もそれならばと小池代表の希望の党を支持したのだが、民進党リベラルを"排除"すると発言したことで流れは変わった。そもそも現役都知事が国政政党の代表につくことが中途半端さを表していたが、いずれにしても若狭氏では役不足、大物を取り込まずに"小池ファースト"独裁政党にしてしまったことは大きなつまずきだった。これで野党連合は潰え、むしろ立憲民主党を立ち上げた枝野代表の男気が光った。

しかし、野党は安倍政権の揚げ足取りに終始し、とても政権を担えるだけのビジョン、政策を掲げることはできていない。希望の党は財源を明らかにしないベーシックインカムや内部留保の意味を取り違えているかのような法人課税を掲げた。実際、自民党が掲げた消費税増税分の利用対象変更もずいぶん出鱈目な感じだったが、たとえ野党が勝ったとしても、何をしていくのか全く分からなかった。

政権は自民党、内閣は総辞職のうえ、岸田か石破かといった選択の方がそもそも現実的だっただろう。

選挙結果からもこの国に"希望"があるようには見えない。

karnak at 00:38コメント(0) 
社会/経済 

2017年10月22日

琥珀の夢

以前から知りたいと思っていたサントリーの歴史が小説『琥珀の夢』という形で実現。
伊集院静り「琥珀の夢」はサントリーの前身「寿屋」の創業者である鳥井信治郎の一生を描く。
両替商から米穀商に転じた鳥井商店の次男に生まれた信治郎は丁稚奉公時代から描くそのすべてを活かしてきたのだと実感できる。
卓越した味覚と商魂を武器に、無謀とも思える国内ウィスキー製造をやってのけていくのは並大抵の辛苦ではなかった。しかし、多くは挫折することをやり抜いたのが鳥井信治郎であり、それこそがサントリーの礎になっているのだろう。

印象深かったのは関東大震災で罹災した東京日本橋の販売店を見舞うシーンであり、救援物資はもちろんだったが、売掛伝票を破り捨てた上で、なお「赤玉」を納品しているところだった。

戦前から戦後を走り抜けた生き様は従業員を家族と思う経営姿勢からも、どこか出光佐三思い出すが、大阪船場から立ち上がった商人像は現代社会にあっても大きな存在感をもっている。

現会長佐治信忠がジム・ビームを巨額を投じて買収、非上場企業ながら躍進を続けつつ、プロ社長を招聘して次代につなごうとするところからも今後が注目される。

サントリー公式






karnak at 14:20コメント(0) 
文芸 

2017年10月09日

アウトレイジ 最終章

『アウトレイジ 最終章』観てきました。
予告編にもある乱射シーンはハイライトの一つですが、全体としては塩見三省さんのコメントにあるように「男のレクイエム」というのがしっくりくる。

現実のヤクザ抗争もシリーズ中にずいぶん様変わりして、それも少なからず反映されていて、興味深かったです。制作意図は違うかもしれませんが。

命のやり取りはそうはないにしても、欲望が渦巻く中で騙し騙され、因果応報の図となるのは日常的なこと。
どこを人生の墓場と定めるのか、大友のラストを通じて考えさせられました。



アウトレイジ [Blu-ray]
ビートたけし
バンダイビジュアル
2010-12-03



アウトレイジ ビヨンド [Blu-ray]
ビートたけし
バンダイビジュアル
2013-04-12



karnak at 23:59コメント(0) 
映画 

2017年09月18日

ごめん、愛してる

久しぶりにベタなトレンディードラマ(韓国発なら当然か)だったが、結局見てしまった。
出生の秘密がカギとなり、重病が生死を分けるというよくあるパターンで、最終回でも驚愕の告白があるわけだが、恋心のすれ違いも冒険的な恋も散りばめられていて「設定ありき」ながらに楽しむことはできた。
結局は今旬になりつつある吉岡里穂の出世作ということになるのかもしれない。

ごめん、愛してる DVD-BOX
長瀬智也
TCエンタテインメント
2018-02-14






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ドラマ 

2017年09月11日

弘道会・竹内会長逮捕


6代目山口組組長の出身母体・弘道会のトップを逮捕です。名古屋市内の飲食店から用心棒代を受け取っていたなどとして弘道会の会長ら数人が逮捕されました。

逮捕されたのは、弘道会会長・竹内照明容疑者(57)ら数人です。

竹内容疑者らは名古屋市内の飲食店から用心棒代を受け取っていたなどとして、愛知県の暴力団排除条例に違反した疑いが持たれています。

弘道会は「6代目山口組」のトップ、司忍こと篠田建市組長の出身母体で、愛知県警としては竹内容疑者の逮捕を足掛かりに組織の弱体化を図りたい考えです。  【東海テレビ】


飲食店というと〇ルー系列でしょうか。
六代目にとってこの逮捕は痛手ですね。
条例違反と言って、この類はヤクザの主たるシノギ。
六代目の本拠地がこういった形で抑えられるとは...。
弱体化というよりもかえって秩序が乱れるような...。




karnak at 22:47コメント(0) 
社会/経済 

2017年09月10日

たった一人の熱狂

幻冬舎代表取締役社長見城徹が、その熱狂な人生から吐き出した55の力強い言葉が綴られている。

「スマートであること」に憑りつかれた現代社会はずいぶん醒めた時代になってしまったが、こういう熱い人間は好きだ。これからはAIの時代が来るというが、ならば人間は何をするというのだろう。
「熱狂しなかったら、生きている意味がない」というが、まさしくその通りだろう。

自分自身もまた社会人になってから10年間は熱狂から遠ざかってしまった。
言い訳に過ぎないが、熱狂を取り戻すまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

特別収録の中で、アフリカに伝わる言葉として次のような引用がある。
「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人達が、どうしても生きたかった大切な日だ。」
まとめにはぴったりかもしれない。

本書はキレイゴトなんかではなくて、ズバズバ斬りこむように攻めたてる本で、すごくよかった。




karnak at 23:21コメント(0) 
文芸 

海鳴り

藤沢周平記念館でいろいろ見ていて気になったので読んでみました。

仲買から成り上がった紙問屋小野屋の旦那新兵衛はひょんなところから丸子屋のおかみ「おこう」と知り合う。
今で言えばダブル不倫だが、当時は密通罪に問われる時代だ。
商売のこと、家族のことで様々な問題が降りかかる中、新兵衛は戻れぬところまで来てしまう。
魔が差したのか、命を懸けた純愛なのか。

新兵衛のモノローグからは現代にも通じる"仕事と家族"のバランス、己の人生の先々について考えさせられるものだ。

訥々と、しかし確かな筆致に江戸風情が彩られた時代小説、市井の物語として興味深く読めた。




karnak at 00:23コメント(0) 
文芸 

2017年09月08日

大規模太陽フレア発生


NASA(アメリカ航空宇宙局)などによると、日本時間6日18:10頃および、21:02頃の2回、最大クラスであるXクラスの大規模な太陽フレア(太陽の表面で起きる大爆発)が発生しました。
2回発生したうち、21:02頃の太陽フレアの規模はX9.3となっており、X9.0以上のクラスの太陽フレアが発生するのは、2006年12月5日にX9.0を観測して以来、11年ぶりとなっています。
この現象に伴い、日本時間8日15:00〜24:00頃にかけて、太陽から噴出した高温のガスが地球に到達するとみられています。人体に影響はないものの、GPS(全地球測位システム)や電波通信、人工衛星に影響が出るおそれがあるとして、NASAなどが注意を呼びかけています。   【レスポンス】


ここのところ黒点が増大していた太陽。
このタイミングで太陽フレアとはなにか示唆に富んだ感じがします。
磁気嵐が発生するかもしれないですね。

karnak at 00:03コメント(0) 
社会/経済 

2017年09月06日

ENEOS統一、モービル・エッソ消滅へ


JXTGエネルギーは、全国展開している系列サービスステーション(SS)の「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の各ブランドを「ENEOS」に統一すると発表した。

今年4月にJXエネルギーと東燃ゼネラル石油が経営統合して以降、SSブランドは、JXが使用してきた「ENEOS」と東燃ゼネラルが使用してきた「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の合計4ブランドを継続使用してきた。

同社では最適なSSブランド政策を検討してきた結果、「顧客の利便性の最大化」や「統合シナジーの更なる積み上げ」の観点から「ENEOS」に統一することが最適なブランド政策であると判断した。

「エッソ」は1803店舗、「モービル」が1004店舗、「ゼネラル」が518店舗あるが廃止され「ENEOS」に切り替わる。「ENEOS」は現在、1万0243店舗あり、ブランド統一で「ENEOS」は1万3568店舗となる。

同社では2017年度下期にカードシステム開発の詳細検討を開始するとともに、全国の系列SSのサインポールや防火塀塗装などを「ENEOS」に切り替え、2019年度中に完了する予定。


いずれは、という感じでしたが、統合から半年、早い発表でした。
製油所の統廃合、現場SSのシステム統合を考えれば、実際は遅いのかもしれませんが、これから切り替え作業を含めて大変そうです。そして、エリア的に重複が多ければ、自然淘汰の波に飲み込まれことでしょう。

karnak at 22:19コメント(0) 
エネルギー情勢 

郷鉄工所、倒産


 東京商工リサーチが6日明らかにしたところによると、機械メーカーの郷鉄工所 が2回目の資金ショートを起こし、倒産した。負債総額は55億2000万円。  【時事通信】


アクセスジャーナルによれば、資金繰りを担当していた東京支店の宮地次長は海外に行った可能性がある。
闇が深すぎて真相は表に出ることはないのかもしれない。

karnak at 22:13コメント(0) 
徒然草 

2017年09月04日

誕生日周辺

今年も誕生日とその数日は楽しく過ごせました。
感謝。

大殺界もこれで終わり。
少しはいろんなことが上向いたらいいな。続きを読む

karnak at 23:50コメント(0) 
徒然草 

2017年09月02日

関ヶ原

1600年9月15日、関ヶ原の戦い。
戦国の世を締めくくる一大スペクタクルが映画化されるとは贅沢だ。
原作司馬遼太郎の「関ヶ原」は中学時代にレポートで書いた思い出深い作品。
当時、副題は−人間の真実を求めて−とした。様々な人間模様が激突するのが「関ヶ原の戦い」だと思ったからだ。

この映画は秀次の自刃とその子女処刑あたりからの切り取りだったが、石田三成の豊臣家への忠誠が皮肉にも豊臣家恩顧大名の離反を招き、不義であるはずの内府が人望を集めていく前段は巧妙に描かれていたように思う。
内府側主従の動きもよかったが、重要な場面であるはずの小山会議が描かれず、疑問に思った。
息子秀忠の動向は上州真田昌幸に足止めされた旨は報告されていたが、描写はなかった。

そして合戦。当日になっても総大将毛利輝元は姿を見せず、ゆえ吉川広家は日和見。
勝ちを目指す島津勢は三成の大義にへそを曲げて独自路線、決着後中央突破を敢行した。
鶴翼の陣を布いた西軍は軍容からしても東軍に勝勢ながら、まったく勝機をつかめいまま、優柔不断な小早川秀秋が大谷吉継軍に雪崩れ込んだために、宇喜多秀家軍も壊滅、雌雄は決した。

全体として、石田三成にスポットライトを当てているがための描写は少なくなく、初芽の動向などはその一端だったが、救われている半面、人間関係を知らない場合はわかりにくい展開だったかもしれない。
むしろ、主要人物の動きを同時進行させて当日にぶつからせる手法の方がよかったのではないか。

捕虜になった後も、柿を所望した逸話などは省かれていた。逸話の挿入でも、秀吉に仕官した際のお茶の出し方は有名だが、籟を止んだ大谷吉継が茶会に参加した際、膿を茶にこぼしたのを何事もなかったように飲んだという逸話の方が今回の場合、ふたりの間柄を知る上では意味があったように思う。

いずれにしても、離反、調略、迷い、裏切り、憎悪、義理、忠義...。あらゆる人間模様の果ての関ヶ原の戦いが活写されていたことは間違いなく、良い作品だったと思います。
作品が完成したこと自体が素晴らしいと思います。



関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1974-06-24



関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1974-06-27



関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1974-07-02



karnak at 17:37コメント(0) 
映画 

2017年08月27日

夏ツアー2017

昨年に引き続き、天の声のお導きによる豪華キャストの夏ツアー。
またもや東北ということで、山形〜栃木の2泊3日旅行に行ってきました。

初日の昼食は昨年同様、上越の小嶋屋でへぎそば。

へ

前日まで激しい前だったようですが、ちょうど前線を通過する形で一路山形県酒田市へ。
かろうじて立寄れた湯野浜温泉「龍の湯」はかなりよかったです。ここに泊まってもよかったくらい。

龍の湯

泊まりは「かんぽの宿酒田」でした。

二日目は廻船問屋で財を成した旧鐙屋と大名家をしのぐ財力をもっていたとされる旧本間家をチラ見してから鶴岡市の藤沢周平記念館
こちらもすごくよかったですね。作品への想いが溢れていました。
時代小説は好きだけど、藤沢作品を読んだのは3冊程度。情緒的のが特徴だと思っています。
時間を見て、また読んでみたいと思います。

藤沢周平

その後はSAで五目焼きそばを食べ、再び立寄り湯。みかえり温泉というところですが、これもよかったです。

栃木県は昔ながらの農家が多いという印象。蔵が多かったです。
泊まりは「かんぽの宿 喜連川温泉」。
悪くはないですが、かんぽの宿は食傷気味。せっかくなので、ゆったり旅館に泊まりたい気がしないでもない。

最終日はひたすら南下して中央道から帰路。
途中、小作というお店でほうとうを食べました。ここは具が豪快で本当においしかったですね。並ぶのもうなずけます。

八王子では混んだものの、比較的スムーズに無事に帰ってこられました。

karnak at 23:10コメント(0) 
旅日記 

2017年08月22日

カウントダウンが始まった郷鉄工所

預金と売掛債権が差し押さえられ、結局3月期の有価証券報告書が提出できず、9月11日の上場廃止が決まった郷鉄工所。
また、工場等の資産は借入金と相殺する形で朝倉応水氏が代表を務める充雲(あうん)、ミクロリースに譲渡されている。
いよいよ末期症状を呈した郷鉄工所だが、株価は22円をつけている。
一時期は仕手筋に弄ばれていたものだが、カウンダウンが始まった今、一波乱あるのか注目される。
しかし、反社を引き寄せた経営陣の責任はあまりに重く、事件化は避けられないだろう。一般のステークホルダーは犠牲者と言っていい。


東証・名証2部上場の産業機械メーカー「郷鉄工所」は、債権者からの申立により、東京地方裁判所から預金の仮差押決定を受けたと発表しました。

2016年12月15日付で「EIJ株式会社」および「株式会社ラグジュネル」の2社から合計1億5000万円の借入を行った件について、2017年3月31日付で在庫の一部を両社へ譲渡し、その売却代金と借入債務を相殺する取引を行っていました。なお、両社は販売ルートを有していないことから、両社へ譲渡した在庫については、郷鉄工所の販売網を活用し順次売却していく予定でした。

しかし、在庫の売却が進んでいないことから、両社は6月28日付で郷鉄工所に対し、借入債務が依然として存在する旨の確認書の提出を求めていました。

この件に伴い、7月25日時点で金融機関17件の預金が仮差押えとなっており、今後の状況によっては2017年3月期末に予定していた特別利益の額が減少する可能性があり、結果として債務超過の解消に影響を与える可能性があります。
【不景気.com】



東証・名証2部上場の産業機械メーカー「郷鉄工所」は、8月10日付で名古屋国税局より差押調書謄本を受領したと発表しました。

これは、同社が2017年3月期の法人税・地方法人税・消費税の約1億4100万円を納付していないための措置で、受注済みの5案件について、今後発生する売掛債権の約1億9000万円が差し押さえられました。

同社においては、貸出債権者からの申し立てにより、7月25日時点で金融機関17件の預金が仮差押えになるなど資金繰りが悪化しているほか、有価証券報告書が提出できなかったことから、9月11日付での上場廃止が決定しています。
【不景気.com】




karnak at 00:49コメント(0) 
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